2008年4月19日土曜日

電話鳴る

電話をとると弱々しい声が流れた。

そこには、とても音声だけでは

伝えきれないすべてのものを用意されていた。

私は、それに対応できるものを

もっていなかった。

なぜなら、

私が、発する一言一言を

彼女は、パーツして組み立ててしまうことが

こわいからだ。

その組みあがったものを見て安心感を

瞬間的に創造しても、

明日になるとそのパーツは消え

不安感、孤独感をより一層煽ることになのが

わかっている。

だから、手段として電話でこう伝えることしかできなかった。


おれではなく、自分を心配して


私には、それしかできなかった。

無力さを覚えた土曜の夜だった。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

人間みんな弱いものですよ。
「おれではなくて、自分を心配して」
その言葉にどれほどの愛情がこもっているか
きっと彼女もわかってくれていますよ。
Recさんも自分を大切にして下さい。